赤い満月を見よう 〜Brother Earth 皆既月食プログラム〜

制作協力:名古屋市科学館 プラネタリウム

SCROLL

Brother Earthは、この貴重な皆既月食と共に
私たちの地球の大切さを伝えます。

LIVE中継

観察の仕方

月食スケジュール

月食中の月の位置

上図は、月食当日の月が現れる位置です。お手元のスマートフォンで確認しながら南東の空を見上げてみましょう。

角度を調べる方法

腕をいっぱいに伸ばして右手で握りこぶしを地平線に合わせましょう。こぶしでつくったグー1つ分で10度。握りこぶしを交互に乗せていくと、20度・30度・40度とはかることができます。(ちなみに思い切り指を広げたときの親指から小指までの幅は約20度です)

皆既月食のしくみ

地球の影に対する月の動き

地球の影に対して、月は向かって右から入って行き、左に抜けていきます。影の中に全部月が入った状態を皆既月食、部分的に入った状態を部分月食と言います。今回の皆既月食は、上図のように地球の影の真ん中近くを月が通り抜けるので、皆既月食の時間が長いのが特徴です。

皆既月食中の天体図

太陽の周りを回る地球の軌道と、地球の周りを回る月の軌道は5度ほど傾いているため、年に数回しか重なりません。月食は貴重な天体現象なのです。

皆既月食の楽しみ方

日本から見やすい皆既月食は、3年に一度程度しかありません。
さらに夜半前の見やすい時間帯であることも今回の皆既月食の特徴です。

また、皆既月食の日は、美しい満月も楽しむことができます。
冬の満月は夜中にてっぺん近くまで昇ります。月食の欠け始めと欠け終わりでは、倍くらい高さが違ってきます。

冬の夜空は空気が澄んで星や月が美しく見えますが、寒さも一番。防寒対策をしっかりして見上げてみてください。

詳しくは名古屋市科学館月食ページへ

「Brother Earth presents NEO UNIVERSE SPECIAL」イベント、特別公開生放送の様子をご覧いただけます。

子どもたちに美しい地球を守る心が育ってほしいと願いを込めて、プラネタリウムドームに「Brother Earth」と名付けました。

名古屋市科学館 ブラザーアース