Hear your ideas.
「ブルーエンジェル」 の世界最高水準の環境基準をクリア
ブルーエンジェルは、世界で最も古い環境ラベルで1978年にはじまります。その目的は、環境意識の高い消費者に対し、このラベルが付いた製品を購入するようアピールし、それにより製造者を環境保全に配慮した生産行動へと誘導することにあります。環境ラベルの基準は、あらゆる観点から定められており、審査基準をクリアし認定を受けた製品およびサービスにのみラベルの使用が認められています。
製品ライフサイクルをカバーする多種多様で高い要求基準
ブルーエンジェルは、幅広い製品・分野を対象として、原料選定から廃棄までのプロセスにおけるさまざまな環境負荷を考慮して策定されています。また、製品が放散する化学物質においても非常に厳しい基準値を要求しています。そのため、私たちは特別な環境で製品の試験を行い、対象となる化学物質の排出量を制限しています。近年、粒子の放散量の抑制が新たな要求基準として加わりました。厳しくなる要求をクリアしていくため、常に新しい技術開発への取り組みが必要です。さらに2021年からは、紛争鉱物に関する基準など社会的要求も加わり、持続可能な社会の実現に向けてブルーエンジェルはますます重要になっています。
環境に配慮した品質の良い製品を
ブラザーでは、日本の開発チームとヨーロッパの販売会社が連携して、ブルーエンジェルの多岐にわたる要求事項の内容を正しく把握し、最新の動向を製品開発に反映しています。高性能で環境に優しく、持続可能な社会に貢献する製品をお客様にお届けするため、ブルーエンジェルへの挑戦を続けています。
SDGs目標12「つくる責任つかう責任」には、"製品ライフサイクルを通じ、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する”というターゲット(12.4)があり、SDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」は気候変動とその影響を軽減するための緊急対策を求めています。ブラザーは製品づくりにおいて、有害な化学物質の放出を削減したり、地球温暖化への影響が大きいCO2の排出削減につながる消費電力の削減を行うことで、持続可能な生産・消費形態の確保や、気候変動の軽減に貢献します。
この記事をSNSでシェア
この取り組みの
SDGsを知ろう
「すぐわかるSDGs」では、SDGsの17の目標をイラスト付きで分かりやすく解説しています。気になるゴールを押すと、目標の解説を1分程度で読むことができます。この記事に登場したSDGsを見てみましょう。
関連トピックスRelated Topics