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「ブラザーアースキッズアカデミー(以下、キッズアカデミー)」は、夏休みを学童保育所で過ごす子どもたちを対象に、地球環境の大切さを知ってもらうことを目的として、2018年から毎年行っているイベントです。
今年は、7月24日から8月28日の期間に、名古屋市瑞穂区にあるブラザーミュージアム(以下、ミュージアム)で行うイベント8回と、学童保育所を訪問して行う出前イベント5回の計13回を行い、約400名の児童及び学童関係者が参加しました。
ミュージアムでのイベントは、絶滅危惧種と地球温暖化について考える環境教育「みんなで守ろう いきものと地球」や「環境宣言ポスター」作りなどの環境をテーマにしたプログラムのほか、ブラザーの製品を使った名札作り、歴史や製品を楽しみながら学ぶクロスワードクイズといった、ブラザーのことを知ってもらうプログラムも用意しています。
一方、出前イベントでは、90分間という限られた時間の中、環境教育と名札作りに絞って実施します。
キッズアカデミーの代表プログラムである環境教育「みんなで守ろう いきものと地球」は、「絶滅危惧動物図鑑」を作成して動物園で見る人気の動物がなぜ絶滅の危機にあるのかを知り、絶滅危惧の原因の一つとされる地球温暖化の仕組みについて学ぶコーナーです。
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図鑑作りの様子
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レイアウトを工夫したり、イラストを描き加えオリジナル図鑑を作成
子どもたちは、地球温暖化に関する講師からの問いかけに、悩みながらも手を挙げて積極的に答えていました。また、環境のためにできる身近な取り組みとしてうちわを紹介し配布すると、周りの子どもたちと仰ぎ合い、うちわが夏の暑さ対策になり温暖化防止にもつながることを認識しあっていました。
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「環境宣言ポスター」作りでは、節水・節電・フードロス・リサイクルの4つのテーマから特に意識したい取り組みを選び、木のイラストが描かれたポスターにワッペンを貼り付け「環境宣言の木」を完成させます。 たくさんの宣言ワッペンが貼り付けられたポスターは、その日学んだことを忘れないよう、各学童保育所へ持ち帰ってもらいました。
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キッズアカデミーに参加した子どもたちからは、「工作しながら楽しく学べてよかった」、「地球温暖化が原因で動物がいなくなってしまうことを知った」、「節電を意識する」といった感想が多く寄せられました。
また、後日、学童保育所からいただいたアンケートの回答には、作った動物図鑑を見返す子や、エアコンの設定温度を確認する子がいたということが書かれていました。
動物を通して地球温暖化について学んだことで、大好きな動物を守るために自分に何ができるだろうと考え、環境問題を身近なこととして認識してくれたようです。
ブラザーはこれからも、ブラザーらしい体験を通じ、学ぶ楽しさ、地球環境の大切さを伝える活動を継続していきます。
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