ブラザー工業の「東山動植物園いのちつなぐ基金*」への継続的な支援に対して、東山動植物園(名古屋市千種区)から感謝状が贈呈されました。
同基金へ一定額以上を継続的に支援する法人は、その実績に応じ、「東山動植物園いのちつなぐパートナー」として4段階のランクで認定されます。ブラザー工業はその中で最高位の「プラチナパートナー」に認定されています。
ブラザー工業は、1984年にコアラ舎の建設費を同園に寄付して以来、長年にわたりさまざまな支援を行ってきており、2021年6月からは同園のオフィシャル広報パートナーとなりました。2022年6月同園でアジアゾウの赤ちゃんが誕生した際には、その活動の一環として、愛称候補募集から命名式開催までのさまざまな活動に協力しました。また特設サイト「動植物園とSDGs」を開設し、同園が進める「種の保存」や「環境教育」の活動について発信しています。
感謝状の贈呈は、2023年3月24日に同園内で行われました。東山動植物園の早川総合公園長から、同園への支援に対する謝意が述べられ、ブラザー工業取締役常務執行役員(現在は取締役専務執行役員)の池田に感謝状が手渡されました。
贈呈式終了後、ブラザーからの出席者は黒邉動物園長に園内を案内していただき、同園の新たな取り組みについて二つご紹介いただきました。
「ブリーディングローン制度」の活用
3月に新しい仲間として加わったホッキョクグマのフブキは、「ブリーディングローン制度」により秋田県の「男鹿水族館GAO」から来園したそうです。「ブリーディングローン制度」とは、希少な動物を絶やさず、また増やしていくために、動物園や水族館が動物を貸したり借りたりする制度で、「種の保存」のための取り組みの一つになります。 「男鹿水族館GAO」で大切に育てられ愛されていたフブキは、新しい環境でも元気に動きまわり、来園した皆さんを楽しませていました。
「アジアの熱帯雨林エリア」の新設
動物園の本園側で建設中の施設 (2023年3月現在)は、「アジアの熱帯雨林エリア」として2023年夏ごろ公開の予定です。この新しいエリアでは、スマトラトラ、オランウータンなどの動物を見ることができます。さらにこのエリアには「環境教育」の施設も併設され、これらの動物の生息地である熱帯雨林の消失など、生息環境の変化により多くの野生動物が絶滅の危機にさらされている状況を学ぶこともできます。 アジアの熱帯雨林エリアがオープンした際には、東山動植物園に足を運んでみてはいかがでしょうか。
ブラザーは、これからも東山動植物園へさまざまな支援活動を行っていきます。
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