2023.05.09

スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社 企画部 大島 優さんのSDGs

SDGsをテーマにした映画祭

2023.05.09

NAGOYA CINEMA Week 2022 ~with SDGs~と題した映画祭が名古屋市内で開かれます。(2022年11月20日(日)~26日(土))映画を通してSDGsを、知り、楽しみ、学ぶ一週間。主催のスターキャット・ケーブルネットワーク株式会社 企画部の大島 優(おおしま ゆう)さんにお話を伺います。
(イベントは終了しています)

映画祭開催のきっかけ

大島 優さん

SDGs未来都市に選定されている名古屋市。そこで仕事をしている私たちもSDGsに関して何かできないかと考えたのがきっかけです。
直営の映画館である伏見ミリオン座と矢場町のセンチュリーシネマをメイン会場に、昨年(2021年)「錦2・SDGs映画祭」と題して、SDGsをテーマにした映画祭を初めて開催しました。タイトルにあるように、伏見ミリオン座のある錦2丁目エリアを中心に行ったんですが、今年はより多くの人に来ていただけるよう、「イオンモールNagoya Noritake Garden」「星ヶ丘テラス」なども加えて名古屋広域で開催することにしました。

映画は世代を問わず感動を分かちあえる

昨年はドキュメンタリー作品が中心の上映でした。しかし今年は、より広い世代に受け入れてもらうことを主眼に、よりエンタメ性の高い作品を選んでいます。普段SDGsにあまり目を向けていない人たちにも届くようにと考えました。人権、障がい、年齢、性別、人種、民族、宗教などさまざまなテーマで11作品をセレクト。アカデミー賞受賞作の『グリーンブック』『コーダ あいのうた』をはじめ、今年15年ぶりに甲子園出場を果たした市船橋高校のOBで20歳で亡くなった方が作曲した応援曲をテーマにした『20歳のソウル』など、世代を問わず感動をとどけられる作品をラインナップしています。
『マイスモールランド』は直営映画館スタッフイチオシの社会派ドラマ。在日クルド人の少女が、在留資格を失ったことをきっかけに自分の居場所に葛藤する姿を描いた作品です。監督の川和田恵真さんは、是枝裕和監督のお弟子さんで、新人ながら鋭い視点で社会問題に切り込んでいて素晴らしいです。

映画から派生したイベントも

南極観測隊員、西村淳さんのエッセイを映画化した『南極料理人』もおすすめ。観測隊員8人の喜怒哀楽を数々のおいしそうな料理とともにユニークに描いています。今回の映画会では「食べる映画会」と題して、上映後に映画に登場する料理を再現。みんなで食べるというイベントも企画しています。調理の様子もライブで観ていただけます。素材を「知って」調理過程を「見て」料理を「味わう」という一連の工程を通してSDGsを身近に体感していただこうと考えています。
また「SDGsマルシェ」というイベントも星ヶ丘テラスで開催します。その中の「とりかえマルシェ」では、「誰かの不要品が誰かの欲しいもの」ということをコンセプトに、販売ではなく物々交換を楽しんでいただこうと考えています。
その他にもトークショーなど多くのイベントを用意していますので、多くの方々に足を運んでいただいて、少しでもSDGsを感じてもらえるきっかけになればと思います。

取材先

スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社 企画部 大島 優さん

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この取り組みのSDGsを知ろう

「すぐわかるSDGs」では、SDGsの17の目標をイラスト付きで分かりやすく解説しています。気になるゴールを押すと、目標の解説を1分程度で読むことができます。この記事に登場したSDGsを見てみましょう。

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