2026.06.09

WWFジャパン ブランドコミュニケーション室 辻 紀美代さん、WWFジャパンサポーター・ボーカリスト 屋良 朝幸さんのSDGs

EARTH HOUR 2026

2026.06.09

「EARTH HOUR」をご存じですか?この活動は、世界中の人々が、毎年3月下旬の同じ日、同じ時間に灯りを消して、地球温暖化防止と生物多様性保全への意志を示す、国際的な環境アクションです。今年も「EARTH HOUR 2026」が3月28日の土曜日に実施されます。WWFジャパンブランドコミュニケーション室の辻 紀美代さんと、WWFジャパンサポーターでボーカリストの屋良 朝幸(やら ともゆき)さんからお話しを聞きました。

地球温暖化防止と生物多様性保全への意志を示す

2006年に「EARTH HOUR」という企画がオーストラリアで生まれてから、今年※で20年。2007年3月、初の「EARTH HOUR」がオーストラリアのシドニーで行われました。2004年ごろからWWFオーストラリアのメンバーの間で「地球温暖化問題にもっと関心を持ってもらうためには、どうしたらいいか?」と議論を重ね、2年かけてコンセプトを練って作り上げました。不安ではなく希望のある地球の未来へ。地球温暖化問題に対し、ひとりひとりが気候変動への想いを示すことで、誰もがその役割を果たせるキャンペーンとしてスタートしたのです。現在は、生物多様性の喪失への危機も加えて、「気候変動」と「生物多様性保全」の2つを「EARTH HOUR」の2大テーマとして訴求しています。
毎年3月下旬の土曜の夜、世界各国でそれぞれ8時半から9時半までの1時間だけ、灯りを消して地球への想いを示そうと、WWF全体で呼びかけています。

2026年放送当時

世界118の国と地域が参加

WWFジャパンとして、日本国内へ本格的に「EARTH HOUR」を紹介したのは、2010年になります。当時は、広島の原爆ドームや広島城、東京タワーや京都タワーなどが消灯に参加してくださいました。それまでも、世界の「EARTH HOUR」の動きを見つつ、自主的に消灯してくださっていた施設などはありました。ちなみに2025年の「EARTH HOUR」では、118の国と地域が参加。オーストラリアのオペラハウスや台北101、イタリアのコロッセオ、フランスのエッフェル塔、イギリスのロンドン・アイやアメリカのエンパイア・ステート・ビルなど、名だたる世界のランドマークが消灯に参加してくださったのです。こうした有名な場所が1時間だけ消灯することで「何かやっているのかな?」と、みなさんが気づくことから関心を寄せてくださればいいなと思っています。

灯りを消す1時間は、地球の未来を変える第一歩

屋良 朝幸さん(中央)

音楽を通し、以前から関心のあった地球環境問題を伝えていきたいという、ボーカリストの屋良 朝幸さん。渡り鳥から見た人間界の分断をテーマにした楽曲『migratory』の創作をきっかけに、WWFジャパンに直接連絡。今年からはサポーターとして「EARTH HOUR」にも参加されています。先月、開かれた「サンゴ礁の今と未来」というプラネタリウムとトークのイベントでは、奄美大島で潜って観てきたというサンゴ調査の報告も行いました。まず人間が行動を変えることで、未来も明るく開けるのではないか、と感じたそう。「EARTH HOUR」当日は、音楽イベントを企画されています。「地球のために何かをしてみよう」と思えるよう、その前に「自分を愛してあげる」ことがテーマです。灯りを消す1時間は、あくまでもスタートラインだとWWFジャパンの辻さんは呼びかけます。この消灯が、地球を思って何かを始める第一歩。その先に何かをやってくださることが、未来を変える本当の力になります。ただそこまで大げさに構えず、自然に関するドキュメンタリーを見たり、フードロスを意識したメニューをつくってみたり…なんでもいいんです。ぜひ、楽しみながら参加してみてください。

「EARTH HOUR 2026」は終了しています。次回「EARTH HOUR 2027」は3月20日を予定しています。

取材先

WWFジャパン ブランドコミュニケーション室 辻 紀美代さん、WWFジャパンサポーター・ボーカリスト 屋良 朝幸さん

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この取り組みのSDGsを知ろう

「すぐわかるSDGs」では、SDGsの17の目標をイラスト付きで分かりやすく解説しています。気になるゴールを押すと、目標の解説を1分程度で読むことができます。この記事に登場したSDGsを見てみましょう。

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